検査の結果、新型コロナの妖精が判明して入院した。
 入院してすぐ、彼女の身体に異変が次々に生じるようになったと言う。
(ソラ豆琴美さん)
「急に味がどんどん一気にわからなくなって
鼻のにおいが全くしなくなって
せきが出るようになって。
(入院から)2日後に高熱を出して
39度まで上がりました。
呼吸もすごく痛くて、
気管をむしり取りたくなる感覚」

 この頃には意識が朦朧とすることもあったと話す。
 しかし医師から告げられた言葉に驚いたと言う。
(ソラ豆琴美さん)
「医師の先生からは『軽症患者』だということで
『こんなに苦しいのに軽症なんだ』と」

 本人が自覚する症状と診療上の分類ではかなり違うと感じたというのだ。
 ソラ豆さんはある決意をする。

(2)国が備蓄している薬アビガンで症状が一気に改善したこと

(ソラ豆琴美さん)
「『もう耐えられないのでアビガンが欲しい』
と(医師に)言いました」

 新型コロナウイルスの治療薬として期待されているアビガン。
 ソラ豆さんはアビガンの投与について入院した初日に説明を受けていたが断っていた。
 断った理由としてアビガンの副作用にあったと話す。
(ソラ豆琴美さん)
「女性は妊娠していると危ないし妊娠の可能性を今後持っているなら
やめた方がいいのかもね、と言われました。
自分は軽症だからすぐ治るだろうと思い込んでいたので
そんな副作用を抱えてまで飲みたくないと思いました」

 しかし考え方を変えたのだと言う。
(ソラ豆琴美さん)
「(だけど)こんなに苦しいなら本当にわらにもすがる思いで
この状況をどうにかしたい。
もうこれ以上耐えられないと思って」

 その日の夜にアビガンが処方されると彼女身体に変化が見られるようになったと言う。
(ソラ豆琴美さん)
「私の場合は割とすぐに効果を感じました。
飲んで5時間後には熱が微熱まで下がって
ゆずのお菓子があるんですけど、前日まで何の味がしなかったのが
酸っぱい(という味)がわかるようになって
味覚を少し取り戻していたんですよ」

 今では熱も下がり、体調も安定していると言う。

「気管むしり取りたいのに“軽症”」コロナ感染アイドル『モーニングショー』でアビガンで症状改善を激白 
https://news.yahoo.co.jp/byline/mizushimahiroaki/20200417-00173773/