武漢市のコロナ死者5割増加 当局が報告漏れやミスを訂正

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中国・武漢の都市封鎖が解除された後、マスク姿で街を歩く女性たち=14日(ロイター)

 新華社電によると、中国湖北省武漢市当局は17日、新型コロナウイルス感染症の死者と発症者の人数を訂正し、これまでの発表より死者は1290人、発症は325人多かったとした。このため同市での死者数は16日までに計3869人、発症者は計5万333人となった。
 当局は訂正の理由について、感染症発生当初は医療体制が整わず、感染を確認する前に自宅で死亡したり、報告漏れやミスがあったりしたと説明した。
 武漢市の訂正により、中国本土での死者は計4632人、発症者は計8万2692人となった。他の都市でも今後発表を訂正する可能性がある。(共同)
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