>>131
PCRはウイルス遺伝子の増幅工程の事で、それが必要なのは
・ 未発症患者のわずかなウイルスから感染の有無を判断したい
・ 未発症時だとそもそも患者の体内のウイルスが少ない
・ ウイルスがいるのは肺の奥だが、生きている患者の気管の奥
  からサンプル採取するのは困難で、危険も伴う
から。

肺炎で死亡した患者だと、ウイルスが十分増殖しているし、
間違いなく気管挿管しているから、ウイルスの多い肺から直接
サンプルがとれる。
だからPCRなんて必要なく、サンプルを直接検査すれば判別可能。
だからPCR検査数には入らないし、簡易に検査できるので肺炎で
原因不明なものについては全数検査が行われている。