すすきの観光協会(札幌)と札幌市は2日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で客足が遠のく札幌・ススキノ地区の飲食店が取り組む感染防止策を示したガイドラインを作成する方針を固めた。
政府が検討する歓楽街支援対策のモデル地区指定を目指す。

6日に開催予定の関係者会議で素案を示す。

素案によると、ガイドラインは専門家の助言を基に

《1》レストランや居酒屋の席の間隔を空ける

《2》バーやすし店で対面での接客を中止する

《3》スナックなどで、客の隣に座る接客を自粛する―などの内容。

冊子にしてススキノ地区の飲食店各店に配布する。

このほか、各店舗が、換気の状況や客席の間隔を確認するチェックリストや、対策に取り組む店が安全性をアピールするステッカーも作製。
ガイドラインや各店での取り組みは協会ホームページ(HP)などで紹介する。

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/408863/