江蘇省無錫市新呉区は1カ月前、友好都市である日本の豊川市から寄贈された4500枚のマスクを受け取った。豊川市で物資が不足していることを知ると、新呉区は豊川市に約10倍の5万枚を送った。



 共同通信は25日、「豊川市、姉妹都市に異例の要請へ」と題した記事を掲載した。記事によると、日本の愛知県豊川市は24日、新型コロナウイルスでマスク不足が深刻化しているとして、
2月に支援物資としてマスクなどを贈った姉妹都市の中国の江蘇省無錫市新呉区に対し、マスク送付の支援を要請する方針を決めたと表明した。豊川市の担当者は、「困った時は助け合う
関係だ。もし在庫があれば、今度はこちらにマスクを送ってもらいたい」と述べた。



 新呉区は直ちに行動し、24日に5万枚のマスクを調達し梱包を終えた。現在は豊川市に発送中。



 中国駐日本国大使館は24日、ツイッター公式アカウントで無錫市を称賛し、「これこそが中日友好の深く厚い力だ」と投稿した。

http://japanese.china.org.cn/jp/txt/2020-03/26/content_75862823.htm