北川/脳神経内科医/開業準備中 @kitagawaneuro
このような状況になって思うのは、パンデミックの際には病院や医療システムに余裕が必要だという事です。
病床に余裕があるからこそ、専用の病棟を作れますし、
外来にしても普段使わないエリアがないと、患者の動線を分けることができません。

北川/脳神経内科医/開業準備中 @kitagawaneuro
国全体の医療システムにも余裕がないと、パンデミックへの対応は難しいことを実感します。
一つの病院に限界近い患者が殺到すれば、院内発症(アウトブレイク)がおこり、
さらなる患者の増加を引き起こすことは確実で、まさにイタリアでこうしたことが起こっているのだと思います。

北川/脳神経内科医/開業準備中 @kitagawaneuro
ここまで一気に書いたので、少し補足します。
民間の検査会社でもPCR検査は可能になりましたが、現時点では行政機関のほうが結果が帰ってくるのが早いため、
そちらに依頼しています。検査の適応については、行政側と現場の医師の間に、

北川/脳神経内科医/開業準備中 @kitagawaneuro
「こうした症例は検査すべき」といった暗黙の合意ができつつあり当初よりスムーズになっているようです。
現在、クルーズ船の患者さんが少しずつ退院し始めており、今月末から来月にかけて国内発症者の退院も増えていくと思われます。

北川/脳神経内科医/開業準備中 @kitagawaneuro
先程も書きましたが、私はこのウィルスを完全に封じ込めることは不可能だと思います。
我々にできるのは、現在の医療システムが対応かのうなレベルに患者数をとどめておくことです。
一方、経済活動をいつまでも制限したり鎖国のようなこと続ければ、経済の破綻により死ぬ人が出てくることは間違いなく、

北川/脳神経内科医/開業準備中 @kitagawaneuro
国は、感染者数を一定以下にとどめつつ経済活動を少しずつ元に戻していくという難しい舵取りを迫られていくのでしょう。
一部に、集団免疫ができれば大丈夫という意見があるようですが、
このウィルスについては未知のことが多く、私はその考え方については懐疑的とは言いませんが賛成もできません。