日刊ゲンダイ
新型コロナ感染者急増の北海道で厚労省“検査妨害”発覚 政権に忖度か
https://news.livedoor.com/article/detail/17887175/





国立感染症研究所
新型コロナウイルス感染症の積極的疫学調査に関する報道の事実誤認について
https://www.niid.go.jp/niid/ja/cholerae-m/560-idsc/9441-covid14-15.html

(略)

3.一部報道による事実誤認について
一部の報道では、北海道に派遣された職員がPCR検査について「入院を要する肺炎患者に限定すべき」と発言し、「検査をさせないようにしている」との疑念が指摘されています。
しかし、積極的疫学調査では、医療機関において感染の疑いがある患者さんへのPCR検査の実施の必要性について言及することは一切ありません。

(略)

5.報道に携わる皆様へのお願い
最近の各種報道では、上記の件以外でも、本所が「検査件数を抑えることで感染者数を少なく見せかけようとしている」、
「実態を見えなくするために、検査拡大を拒んでいる」といった趣旨の、事実と異なる内容の記事が散見されます。
こうした報道は、緊急事態において、昼夜を問わず粉骨砕身で対応にあたっている本所の職員や関係者を不当に取り扱うのみならず、
本所の役割について国民に誤解を与え、迅速な対応が求められる新型コロナウイルス感染症対策への悪影響を及ぼしています。
報道に携わる皆様におかれましては、「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」とその運用、ならびに本所の役割をよくご理解いただき、
新型コロナウイルス感染症の急速な感染拡大の防止にご協力くださるよう、お願いいたします。