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熊本の20代女性の場合

17日にせきの症状が現れ、18日に発熱。市内の医療機関Aを受診して
インフルエンザの検査で陰性と確認されたが、原因は分からず、父親の車で帰宅した。

19日には体温が39・6度に達し、市内の別の医療機関Bを受診。
だが、前日のインフルエンザ検査で陰性だったにもかかわらず、再び同じ検査を受け、
再び陰性を確認。この日も父親の車で帰宅した。

20日、さらに悪化。せきや高熱、嘔吐(おうと)、下痢の症状があり、
深夜になって医療機関Cを受診した。コンピューター断層撮影(CT)検査で肺炎が確認され
医師が保健所に連絡。検体を採取し、ようやく新型コロナウイルスの検査につながった。

だが結果は出ず、この日も医師から自宅待機を指示され、父親の車で帰宅した。

陽性反応が出たのは21日正午
40度の高熱で同日午後、救急車で市内の感染症指定医療機関に搬送された。
入院後も肺炎の症状や全身の倦怠感が続き、
市は24日、「重症化した」と判断。

計3件回ったのち救急搬送先でやっと検査。ちなみに現在は重篤。