群馬の多文化共生のまちの聖火ランナー「感謝伝えたい」

群馬県南東部の大泉町は住民約4万2千人の約2割を外国人が占める。
電機や自動車の製造拠点が立地し、1990年の出入国管理法改正による就労拡大で日系人が急増。
今年の町の新成人は外国人が28%を占め、多文化共生への取り組みで全国の注目が集まる。

聖火ランナーに選ばれた野口ブルーナさん(21)は町役場で通訳を務める日系ブラジル人だ。
4歳で家族と来日した。小学5年で始めたバスケットボールでは中学2年で日本代表、高校時代は全国大会にも出場した。
「親に代わって送迎してもらったり、けがをした時は励ましてもらったり。困った時に手を差し伸べてくれる人が、私の周りにいつもいた」と振り返る。

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