米国、停泊船乗客らの退避準備
「リスク高く心配」

 【ワシントン共同】米紙ウォールストリート・ジャーナル電子版は14日、米国務省が新型コロナウイルスによる肺炎を巡り、横浜港に停泊するクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」から米国人乗客らを早急に退避させる準備に入ったと報じた。早ければ16日にも米国に到着する。米疾病対策センター(CDC)当局者の話としている。

 同船に乗る米国人ら約380人のために、日本から米国に戻るチャーター機2機を手配。帰国後、米軍基地で約2週間の経過観察を受ける。

 CDC幹部は14日に「日本からのデータは船内の人々の(感染)リスクがより高いことを示唆しており心配だ」と言及した。


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