【恵庭】24日午前6時55分ごろ、恵庭市内のJR千歳線島松―恵庭間で、レールに微弱な電流を流して列車の位置を把握する軌道回路に不具合が発生し、この区間に列車が進入できなくなった。

JR北海道は札幌―新千歳空港間の上り線の運転を見合わせ、約2時間後に再開したが、札幌―東室蘭間の特急2本や快速エアポートなど上下線の計43本が運休または部分運休し、他の列車にも最大約2時間の遅れが出て、約1万3千人に影響があった。

 JRによると、列車の位置を指令センターに伝える島松―恵庭間の設備で、ブレーカーが落ちた状態になっていたといい、詳しい原因を調べている。

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/386230