貨物室面積は世界最大! エアバス輸送機「ベルーガ」新モデル 「ベルーガXL」運航開始
1/14(火) 20:03配信 乗りものニュース

エアバスが2020年1月14日(火、現地時間)、同社のパーツ輸送を行う貨物機「ベルーガ」シリーズの最新モデル「ベルーガXL」の運航を、1月9日に開始したと発表しました。
ベルーガXLは、エアバスA330-200F貨物専用機をベースにした飛行機です。「ベルーガ」シリーズの特徴である大きな「コブ」状の貨物室を有してします。低い位置に設置
されたコックピットや貨物室構造部、胴体後部は新開発のものとのこと。エアバスによると、ベルーガXLの貨物室胴体面積は、世界最大といいます。A300-600R型機を
ベースにした従来の「ベルーガST」と比べ、ベルーガXLの輸送能力は30%向上したとのこと。また同社が手掛けるワイドボディ機「A350 XWBシリーズ」の主翼を、
ベルーガSTでは片方しか運べなかったのに対し、新型のベルーガXLは一度に両方を運ぶことができます。このたび運航開始となったの第1号機を皮切りに、ベルーガXLは
2023年にかけて順次、計6機が導入される予定です。なお、パーツ輸送はベルーガSTとの2モデル体制で行われるとのことです。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200114-00010004-norimono-bus_all

http://sky-budget.com/wp-content/uploads/2019/04/Airbus-first-and-second-BelugaXL-airlifters-840x480.jpg
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