<新潟>

県全域で昨年11月からの累積降雪量が平年の半分にも満たない新潟県。
雪を利用した「雪室貯蔵米」を2013年から年間3000トン販売する
JA北魚沼は、深刻な雪不足に焦りを見せる。

例年、今の時期は1メートルほどの積雪があるが、今年はまだ数センチしか
積もっていない。

「毎年2月下旬に雪室に雪を搬入するが、このままでは雪室に貯雪する量に達しない」(JA販売促進課)と話す。

雪室には1500トンの雪が貯蔵でき、例年8割が埋まる。
今後、まとまった積雪がない場合、冷房で空調管理して米の品質は保てるが
「電気代は3倍以上かかる見込み。雪室貯蔵でもなくなるため、
取引先にも説明が必要だ」(同)という。

https://www.agrinews.co.jp/p49723.html