ホリエモン×ひろゆき、安い国%本が、2020年以降、 世界で戦っていくためには?

雑誌『週刊プレイボーイ』で連載中の、対談コラム「なんかヘンだよね」
ホリエモンとひろゆき氏が、ニッポンの“ヘン”を語り尽くします。

今週のテーマは、「日本の2020年以降」について。

ひろ 僕、パリに住んでるんですけど、電化製品や服は日本に帰国するたびに買ってるんですよ。10年ぐらい前はアメリカの「ベスト・バイ」という家電量販店が安かったのでよく買っていたんですけど、今は日本のほうが断然安いんで。本当に日本は安い国≠ノなったなと思います。

ホリ 日本経済新聞が、ディズニーランドの入場料金(カリフォルニア1万3934円に対し、日本は7500円)とかダイソーの商品価格(タイ214円に対し、日本は100円)とか、日本の価格の安さを報じていたよね。

ひろ フランスにも無印良品やユニクロはあるんですけど、だいたい日本の3割増しくらいの値段です。それでも普通に売れているんですよ。

ホリ 海外に行かない人はなかなか気づかないだろうけど、本当に日本のモノやサービスは安くなってるよね。

ひろ 日本の名目GDP(国内総生産)って世界3位ですけど、ひとりあたりでみると26位なんです。しかも年々落ちているんですよ。その理由をデフレとか、経済政策の失敗だと誤解している人が多いですけど、安い国になっている理由はシンプルで「海外で売れる価値のあるものが作れていないから」。単純に日本の商品に魅力がないことが証明されつつあるんです。それをまだ認めたくない人が多いのかなと。

ホリ そんなものづくり大国≠チて、どうなんだろうね(笑)。

続く
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