金融商品取引法違反の罪などで起訴され保釈中に中東レバノンに逃亡した前日産自動車会長カルロス・ゴーン被告の
資産が、1年間で推定約1億2000万ドル(約131億円)から、約7000万ドル(約76億円)に減ったとみられることが分かった。
米ブルームバーグ通信が11日までに報じた。

 日産が退職金や、株式に関連した報酬の支給を取りやめたことが影響した。昨年末の逃亡では1500万ドル
(約16億円)以上かかった可能性もある。

 一方、ゴーン被告のフランス人の弁護人は10日、森雅子法相が記者会見で「(被告は)司法の場で無罪を証明するべき」
と発言し、後に訂正したことを巡り声明を発表。「有罪を証明するのは被告ではなく検察。あなたの国はこの原則を
無視しており、間違えたことは容易に理解できる」と皮肉った。
https://www.sponichi.co.jp/society/news/2020/01/12/kiji/20200111s00042000417000c.html