森雅子法相は6日、法務省で記者会見し、日産自動車前会長カルロス・ゴーン被告(65)がレバノンに無断出国した
事件で、「(逃亡は)密出国、すなわち不法出国に当たる犯罪だ」と厳しく批判した。また、保釈制度の見直しに関し、
保釈中の被告人に全地球測位システム(GPS)を搭載した機器を装着することを含め、検討する考えを示した。

 ゴーン被告の出国に関しては、「事実関係は現在も確認中」とした。X線検査の有無や詳しい出国の経緯についても
「捜査中であり回答を差し控える」と答えるにとどめた。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020010600464&;g=soc