「さくらインターネットが提供するサービス『さくらのレンタルサーバ』でトラブルに巻き込まれた」

――エンジニア向けの情報共有サイト「Qiita」にそんな記事が投稿され、ネット上で物議を醸している。

さくらインターネットはITmedia NEWSの取材に対して「事実確認を行っている」と回答した。

https://image.itmedia.co.jp/news/articles/1912/26/mt1626333_SQ-01.jpg

Qiitaに記事を投稿したのは、さくらインターネットでレンタルサーバを10年ほど使っていたというユーザー。
投稿によれば、今から2年ほど前、さくらインターネットから「データセンター内のサーバの場所を移動したい」
という申し出があった。

「ハードウェアの変更は行わず、今まで通りの動作が保証される」といった内容で、スケジュールや
作業分担の打ち合わせを経て作業が行われたという。

しかし、直後からサーバに接続できなくなるなどのトラブルが発生し、その後も不誠実な対応を受けたとして、
担当者とのやりとりを時系列で書き込んでいた。

Qiitaの運営チームは一時、この記事を「業務妨害」が理由であると明記して限定公開に設定。
現在は理由を「コミュニティガイドライン違反」に変更し、見られない状態にしている。
この状況を見たユーザーの間では「さくらインターネットが記事を非公開にするよう要請したのではないか」という臆測が広がった。

https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1912/26/news121.html