来年スタートのNHK大河ドラマ「麒麟がくる」は、重要な役どころを務めていた沢尻エリカ被告(33)がMDMA所持で逮捕され、
撮影分が“お蔵入り”となる前代未聞の事態となった。それまでも受難続きで、15日に最終回を迎えた前作「いだてん」では、
ピエール瀧(52)がコカイン使用で逮捕、チュートリアル徳井義実(44)が所得の申告漏れで活動自粛と不祥事が相次いでいる。

 この事態を重く見て、NHKは出演者たちの身体検査の重要性を再認識。演者に“身の潔白”を証明させる誓約書へサインを
義務化する方向で話を進めている。誓約書は「現在、法律に触れるようなことはなく、今後も法律に触れるような事件を
起こさない」との趣旨で、ドラマ出演時にタレント本人と所属事務所の社長が直筆署名をする形だ。事件が起きた際には即、
賠償支払いを義務付ける。現在は書面の内容を検討しており、年度内にも判断するとみられる。
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2019/12/20/kiji/20191220s00041000110000c.html