5テーマの中、3テーマの会議しか開かれてないのに委託量の9割を概算支払

「成果を確認せずに支払ったのか…」万国津梁会議の受註業者へ2166万円 自民が疑問視
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/507781

沖縄県文化観光スポーツ部の新垣健一部長は6日、万国津梁会議の支援業務を受注した業者へ委託料の9割を既に支払っていることを明らかにし、その理由に関し「業務が円滑に進められるよう概算払いをした」と述べた。県議会一般質問で末松文信氏の質問に答えた。

沖縄県は5月24日に子ども被災者支援基金(山形県)が代表を務める「万国津梁会議設置等支援業務スタートチーム」と2407万7千円で委託契約を結び、7月31日までに2166万円を支払っている。

契約書では概算払いは事業進捗(しんちょく)に応じるとしている。
末松氏は「成果を確認せずに公金を支払ったのか」と指摘。
当初、県の企画提案仕様書では5テーマの会議を想定していたが、実際は3テーマの会議しか開かれていないことも疑問視した。

なお実際の会議支援業務の半分以上は沖縄県がやってる模様

「本当に外注する必要あったのか」 万国津梁会議の支援業務、契約と支払い精査へ
https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/508764

現在開催している三つの万国津梁会議の支援に関する全39業務のうち、会議資料の収集・作成など23業務を県が「主担当」として担っていることも明らかになった。受注業者の主担当は16業務だった。

具志堅氏は「本当に2400万円をかけて外注する必要があったのか。県単独で可能な事業だったのではないか」と疑問を呈した。