ミス・ユニバース世界大会の決勝が8日夜、米アトランタで開催され、南アフリカ代表のゾジビニ・ツンジさんが優勝した。

ツンジさんは「これまで育ってきた世界で、私のような肌や髪の女性が美しいといわれることはなかった」
「そんな時代は終わる時が来たと思う」とコメントした。

最終選考にはツンジさんとともに、メキシコ代表のソフィア・アラゴンさんとプエルトリコ代表のマディソン・アンダーソンさんが残った。

アラゴンさんはコンテストで、「自分の美しさを天命のために使わなければ、それは単なる飾りにすぎない」と語った。

アンダーソンさんは「ミス・ユニバースの舞台に立つことはただの夢ではない」「私の使命が見つかったと確信している」と述べた。

世界大会の司会者は5年連続でスティーブ・ハーベイ氏が努めた。
同氏は2015年、優勝者を間違えて話題になったが、今年は民族衣装部門の最優秀賞を発表した際、
ステージ上で受賞者のフィリピン代表ではなくマレーシア代表を紹介して訂正される場面があった。

今年の大会にはミャンマー代表のスエ・ツィン・テットさんが、同性愛を公表した候補者として初めて出場していた。



ミス・ユニバース世界大会、南アフリカ代表に栄冠
https://www.cnn.co.jp/showbiz/35146630.html
https://www.cnn.co.jp/storage/2019/12/10/3ae7c26dacfb9244bfe79788803faf46/t/768/432/d/miss-universe-2019-super-169.jpg