中国の王毅外交部長が韓国に訪れた際、
韓国政府とサード問題を議論したと、中国外交部が明らかにしました。
韓国政府はこの事実を隠していましたが、遅れて公開しました。
シン・ドンギュ記者がお伝えします。
http://blog.livedoor.jp/kaikaihanno/archives/56168655.html
中国の王毅外交部長が1泊2日の短い訪韓日程を終えて5日、帰国しました。

王部長は文在寅大統領をはじめ、我々側の関係者に会い、サードや中距離ミサイルの配備などの安保問題も取り上げたことで知られています。
実際、中国外交部の華春エイ報道官は定例ブリーフィングで、韓中両国がサード問題を議論したことを明らかにしました。
インタビュー:華春エイ|中国外交部報道官(5日)
「両国は、サード配置のように韓中関係の健全な発展に影響を及ぼす問題を継続して適切に処理することで合意しました」
ところが、このような内容は今月4日、韓中外交長官会議の結果に対する韓国外交部の発表には含まれませんでした。
記者からの問い合わせが続くと、外交部は「サードと関連しても従来の立場による原則的なレベルの意見交換があった」と認めました。
一部では、王部長が、昼食行事に国内主要人物の日程を配慮しないまま、急いで呼び出しておいて、
30分以上遅刻したことをめぐり、「無礼」議論も提起されました。

インタビュー:シン・ボムチョル|峨山政策研究所安保統一センター長
「メッセージの一方的な伝達方式や、韓国の同盟国である米国に対する非難などを考慮すると欠礼議論が起こるほどだったと思います」

中国外交部は、王部長が訪韓中に、李海チャン共に民主党代表に会った事実も公開しましたが、
これは非公開の約束を破ったものであり、「外交欠礼」との議論を呼ぶものと見られます。