参院委、日米貿易協定案を可決 野党反対、あす成立へ

 参院外交防衛委員会は3日午後、政府・与党が今国会の最重要課題と位置付ける日米貿易協定承認案を与党などの賛成多数で可決した。
与党は4日の参院本会議で成立させる方針だ。

 同協定は、日本が米国産の牛肉や豚肉などの関税を環太平洋連携協定(TPP)の水準まで引き下げ、米国は日本製工業品などの関税を撤廃・削減するのが柱。
日米両政府は2020年1月の発効を目指している。

 立憲民主党など主要野党は、米国が自動車・同部品の関税撤廃時期を定めていないとして批判し、承認案に反対した。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2019120300634&;g=pol