「桜を見る会」首相 名簿の廃棄予定どおり 野党側 答弁不十分

「桜を見る会」をめぐって、安倍総理大臣は、参議院本会議で、招待者名簿の廃棄は予定どおり行ったもので、野党議員からの資料要求とは無関係だなどと説明しました。
一方、野党側は、答弁が不十分だとして、引き続き、予算委員会の開催を求めていく方針です。

「桜を見る会」をめぐって、2日参議院本会議で、安倍総理大臣は、招待者名簿の廃棄について、「予定どおり行ったもので、野党議員からの資料要求とは無関係だ」と説明したほか、
野党側が追及している「ジャパンライフ」の元会長との関わりについても、「個人的な関係は一切ない」と強調しました。

これに対し、立憲民主党の福山幹事長は、「安倍総理大臣は全く説明責任を果たしていない。子どもだましのような納得できない答弁が多すぎる」と批判しました。

野党側は、安倍総理大臣の本会議の答弁では不十分だとして、引き続き、予算委員会の集中審議の開催を求めていく方針です。

一方、自民党の二階幹事長は「安倍総理大臣は十分説明していると思う。私は納得した」と述べました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191203/k10012199631000.html