[マドリード 1日 ロイター] - スペイン・マドリードで2日に始まる国連気候変動枠組み条約第25回締約国会議(COP25)を前に、国連のグテレス事務総長が1日、記者会見し、
「自然との闘いをやめなければならない」と温暖化対策の重要性を訴えた。

グテレス氏は「(化石燃料の)掘削を止め、再生可能エネルギーと自然に基づく解決策がもたらす巨大な可能性を利用しなければならない」と述べた。
2050年までに二酸化炭素(CO2)の排出量と吸収量を一致させる「炭素中立」の達成を70カ国が約束しているが、グテレス氏は約束だけでは不十分だと指摘。
「排出量が世界最大級の国々が自らの責務を果たしていないのは明らかだ。こうした国々の協力がなければ目標は達成できない」と述べた。

https://jp.reuters.com/article/climate-change-accord-guterres-idJPKBN1Y60D3