『新語・流行語大賞』2019“年間大賞”「ONE TEAM」に決定 TOP10は「タピる」「闇営業」「令和」など選出

年間大賞となった「ONE TEAM」の受賞者は、日本列島を熱狂の渦に巻き込んだ
ラグビー日本代表チーム。「4年に一度じゃない。一生に一度だ。」の公式キャッチフレーズで
始まった2019日本大会は、日本代表チームが開幕戦のロシアに勝利すると、アイルランド、
サモアそしてスコットランドを撃破、予選プール4連勝で日本ラグビー史上初の決勝トーナメント進出を決めた。

 熱狂の源となった「ONE TEAM」は、日本代表を率いるジェイミー・ジョセフヘッドコーチが
掲げたテーマ。ジョセフ氏はチームに必要な選手たちを国籍問わず招集し、31人の代表選手を選んだ。
どんな強豪チームでも選手たちの思い、心が一つにならなければチームとして機能しない。
7ヶ国15人の海外出身選手を含む31人はリーチマイケル主将を中心に桜の戦士ONE TEAMとして結束し、
快進撃を続けた。

 選定理由として「日本代表の快進撃と1個のボールを取り合う面白さは多くの人々を虜にした。
テレビの視聴率はうなぎ上り、日本代表のレプリカジャージは完売し、ラグビーを始める
子どもたちも急増した」と解説。

 「ONE TEAMは、世界に広がりつつある排外的な空気に対する明確なカウンターメッセージで
あるとともに、近い将来、移民を受け入れざるを得ない日本の在り方を示唆するものとなった。
それは安倍総理にもしっかりと伝わったと信じたい」と伝えている。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191202-00000346-oric-ent