シャーリーズ・セロン(44)は、新作『ボムシェル』の撮影に入る2週間前に資金調達の手段を失った時には、1日で5歳年取ったように感じたという。
来月に全米公開を控えている同作だが、シャーリーズはクランクイン直前に財政難に陥った際、パニックになったと振り返っている。

 米テレビ局FOXニュースの人気女性キャスターがFOXニュース創始者のロジャー・エイルズをセクハラで告発した事件を描く同作で、主演の他にもプロデューサーも担当したシャーリーズ。
「撮影の2週間前、また一から資金調達をやり直さなければいけないことになったの。こういったストーリーを映画化しようとしたなら、フライトジャケットを着て、前のめりにならなきゃいけない。でもそういった事を怖がる人達もいる。
そういう人達は最初、特定のストーリーを伝える準備ができていると思っているけど、そのうちに他にも影響が出てくることに気づくのね。これまでの人生でこんなこと経験したこともない。あの素晴らしいキャスト達をまとめなきゃいけなかった。もう時間が迫っていて、それが一番大変だったわね。
でも撮影スタッフも含め、この作品に携わっている人で『もうダメだ』って言った人はいないんじゃないかしら」

 そして、その時に皆からのサポートがあったと続けている。
「プロデューサーとして、みんなからのサポートはありがたかった。みんな真剣だったの。私達と一緒になって、どう対処するか考えようとしてくれた。私達の資金担当はその日のうちに名乗り出てくれたし、製作会社のライオンズゲートも素晴らしかった。
でももう二度と経験したくはないわね!あの日5歳は老けた気がするわ。本当の問題は何だったのかは分からないけど、結局のところ全て必然だって思う。映画を作る時って、時には宇宙に委ねる経験も必要ってことね」
(BANG Media International/デイリースポーツ)

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