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自転車で用水路に転落した女子中学生
を助けたとして、芳泉高(岡山市南区芳泉)2年大塚樹さん(17)と1年歩さん(15)の兄弟に、青少年の善行をたたえる県わかば賞が贈られた。

 今年5月、登校中だった歩さんの前で、自転車のペダルを踏み外してふらついた女子中学生が約2・5メートル下の用水路に転落した。水がほとんどなく、顔などにけがをして自力で道路に上がれない様子だったため、後から通りかかった樹さんらと協力して女子中学生と自転車を引き上げた。

 18日に芳泉高で伝達式があり、原田康晃校長から表彰状と盾を受け取った。兄弟2人は「目の前で倒れている人を助けるのは当然のこと。これからも困っている人を見かけたら助けたい」と話した。

 わかば賞は県が1983年に創設。本年度は大塚さん兄弟を含め8人・1団体が受賞している。