NPOが行った日本の政治と民主主義に関する世論調査で、政治家を自分たちの代表だと思わないと答えた人が、
代表だと思うと答えた人を上回りました。

民間団体の「言論NPO」は、ことし9月7日から28日にかけて、全国の18歳以上の男女を対象に、
日本の政治と民主主義に関する世論調査を行い、1000人から回答を得ました。

それによりますと、選挙で選ばれた政治家をみずからの代表だと思うかどうか尋ねたところ、「代表だと思う」
「どちらかといえば思う」と答えた人は合わせて42%だったのに対し、「全く思わない」「どちらかといえば思わない」と
答えた人は合わせて45%でした。

また、日本の将来への不安やさまざまな課題を現在の政党や政治家が解決できると期待しているか質問したところ、
「期待できる」「やや期待できる」と答えた人は、合わせて21%だったのに対し、「期待できない」「あまり期待できない」と
答えた人は合わせて71%でした。

調査を行った「言論NPO」は、「国民の政治不信が高まっており、特に若い層でその傾向が強い実態が明らかになった」
としています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191117/k10012180561000.html