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come&goneのスポンジ部分は無菌で医療用のポリウレタンでできているという(写真はcome&goneのサイトより。以下同)

 信頼できるパートナーとの避妊具なしのセックスほど心身ともに満ち足りるものはないだろうが、多くの女性を憂鬱にさせるのが行為後の“処理”だ。寝落ちするパートナーを尻目に、バスルームで膣に残った精液をティッシュで拭き取る間、さっきまでのロマンティックな雰囲気はどこへやら。すっかり興ざめとなる。

 そこで登場したのが「come&gone」。これは、セックスの後に膣の中から精液を吸い出してくれるタンポン型スポンジである。

 使い方は簡単。アイスキャンディのような形をした棒の部分を指で持ち、スポンジ部分を膣の中にゆっくりと差し込み、棒をゆっくりと優しく回していく。それからゆっくりと抜き出す。長く差し込んでいても効果が上がるわけではないので、差し込んでいる時間は1分以下に留めておく。

 もしまだ精液が残っている感じがしたら、新たなスポンジ(1回使ったスポンジは絶対に使わない)で同じ行為を繰り返す。それが終わったら、小便をする。これは、セックスによる尿路感染症を防ぐためでもある。

 この製品を販売するのは米企業で、開発者のフランシス・タンは、自身がセックスの度にバスルームに駆け込んで精液をふき取る行為に疑問を感じ、これを開発したのだという。

 女性をターゲットにした商品ではあるが、男性が購入して、いざという時に備えるというのもアリだろう。お値段は10個入りで10ドル(約1,100円)とお手頃だが、残念ながら、今のところは海外からのオーダーは受け付けていないようである。

 ただし、もちろんこれが避妊具でないことは覚えておかなければならない。
ソース
https://tocana.jp/2019/11/post_121792_entry.html