世界遺産の知床をドライブしていると、たくさんの野生動物が出迎えてくれます。
キタキツネ、エゾシカは、行けば必ずと言っていいくらいに会うことできます。
でも、観光で訪れる人が一番見てみたいのは、やはりヒグマでしょう。
この日、現れたヒグマは、川で鮭を食べたあと、こちらをひと睨みして山に帰っていきました。
近年、ヒグマ見たさに路上駐車をする人が増えて、週末や観光シーズンにはヒグマ渋滞が起きています。決して広い道路ではないので、渋滞すると事故の危険も増します。
また、元々ヒグマは人を恐れて近づいてはこないのですが、人の方からヒグマに近づきすぎると、ヒグマが人馴れしてしまい、人を恐れなくなってしまいます。
人に近づくようになったヒグマは、危険だと判断され射殺されてしまいます。
ヒグマがいたら、見たい気持ちはわかりますが……。
世界中から観光客がやってくる世界遺産なので、とても難しい問題です。
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/67803