(社説)郵政の不正 組織の体質は改まるか


 かんぽ生命保険の新契約件数が大きく落ち込んでいる。
不正販売を受けて営業を自粛しているためだが、問題の全容解明と経営刷新が急務であることを、
改めて肝に銘じるべきだ。

 先日発表されたかんぽ生命の中間決算によると、営業自粛を始めた7〜9月の新契約は、前年と
比べ6割も減った。
信頼を失ったままでは、中長期的な経営戦略の上でも大きなつまずきになる。

企業統治の立て直しに道筋をつけられるのか。日本郵政は正念場を迎えるが、幹部の最近の
言動を見ても、どこまで危機感があるのか、疑わしい。

不正への対応が後手に回ったにもかかわらず、外部からの指摘に耳をふさぐ姿勢を改められない
のだろうか。
こうした体質を残していては、信頼回復は不可能だ。

https://www.asahi.com/articles/DA3S14259911.html


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