兵庫県立こども病院で医療ミス 女性の肋骨、数え間違え切除
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兵庫県病院局は15日、県立こども病院(神戸市中央区)で10代前半の女性患者に対し肋骨のがんを摘出する際、誤って別の肋骨を切除してしまったと発表した。

 女性患者は左側の第4肋骨にがんを発症。7月25日に第4肋骨を全摘出し、上下の肋骨2本についても部分切除する手術を予定していた。
しかし、執刀した40代の男性医師は肋骨の位置を1本数え間違え、骨を全摘出してしまったという。
術後のレントゲン撮影でミスに気付き、手術をやり直した。現在のところ経過に問題はないが、将来、身体がゆがむなどの影響が出る可能性があるという。

 また、県立西宮病院では、入院中の80代男性のベッドに取り付けた離床センサーを、女性看護師が作動させなかったことから、男性が転倒して左脚を骨折する事故があったと発表した。(前川茂之)