高さ13センチのこのティーポットは薄い緑色で、清6代皇帝である乾隆帝(1735〜1795)が制作したものと見られる。

オークションに出されると身元不明のティーポットはアジアの美術品の専門家である李霊骨董品の
鑑定人がティーポットの実際の価値を判別した。

当初の専門家が予測した、ティーポットの落札予想価格は1000〜2000ポンド(14万円〜28万円)だった。
しかし予想していた鑑定額よりもなんと1000倍を超える価値が付き、最終的に104万ポンド(1億4500万円)となった。
このティーポットはオークション開始直後わずか10分で落札され、新しい所有者の身元は明らかにされていない。

元の所有者は「このティーポットは、専門家が家に来て偶然発見されたもの」とし「信じられないほどの落札価格となりとても嬉しい」と述べた。

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