TBS系列のテレビ山口(山口市)が、情報番組で性的少数者(LGBT)の取材相手を、「女性のような男性」との
テロップを付けて紹介していたことが分かった。本人から抗議を受け、同社は謝罪した。

 同社によると、9日放送した「週末ちぐまや家族」の珍しいものを紹介するコーナーで、性自認が女性という人物を
取り上げ、画面に「珍 女性のような男性」とテロップを出した。放送後、本人から「自分は性同一性障害で、
男性と表現されショックを受けている」と電話があったという。

 同社の池田泰総務局長は「取材相手に性別や放送の可否などを確認すべきで、配慮に欠けていた」としている。
今後、LGBTに詳しい弁護士を招き、研修を行うという。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019111500902&;g=soc