日本海での計画飛行中にロシアの可変翼超音速戦略爆撃機Tu-160は、同機に併走する米国の2機の第5世代戦闘機F-35Aライトニング II をアフターバーナーで引き離した。中国のサイト「Sina」が報じた。
11月の初旬、日本海上空を飛行中のロシア製Tu-160は米国製戦闘機をレーダーで確認。2機のF-35Aライトニング IIがロシア機に接近しようとしたが、それはならなかった。
ロシア製爆撃機は重さが110トンと軽量なことから、ロッキード・マーティン社が開発した「稲光II」の呼び名を誇る2機のF-35を引き離した。Tu-160はF-35の10分の1の軽量さ。
Tu-160はその技術的特徴によって追跡を振り切った。同爆撃機は、抗力を最小化するために可変翼を変形させ、アフターバーナーをオンにした。
こうしてTu-160は最高時速2200キロ(マッハ1.8)まで加速、一方、F-35の加速リミットは時速1930キロ(マッハ1.6)だった。
1981年に初飛行を行ったTu-160爆撃機は、今日でも世界でもっとも強力な爆撃機の1つとして認められている。
その機体の美しさからTu-160爆撃機はロシアのパイロットたちから「白鳥」と称され、またNATO軍では同機を「ブラックジャック」と呼ぶ。

https://jp.sputniknews.com/russia/201911096823532/

F-35
13,290kg

Tu-160
117,000kg