東京・池袋で暴走した乗用車に母子がはねられ死亡した事故で、警視庁交通捜査課が来週にも自動車運転処罰法違反(過失致死傷)容疑で、
車を運転していた旧通産省工業技術院の飯塚幸三元院長(88)=東京都板橋区弥生町=を書類送検する方針を固めたことが8日、捜査関係者への取材で
分かった。

 捜査関係者によると、飯塚元院長は当初、「ブレーキをかけたが利かなかった。アクセルが戻らなかった」などと説明したが、車の機能検査をした結果、
異常は確認されなかった。警視庁は運転操作ミスが事故原因と結論付けたという。

 飯塚元院長は4月19日、東京都豊島区東池袋の都道で、近くに住む松永真菜さん=当時(31)=と長女の莉子ちゃん=同(3)=を乗用車ではねて
死亡させたほか、40〜90代の男女8人と妻に重軽傷を負わせた。

産経新聞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191108-00000620-san-soci