>>429
詳しく解説すると、
共産主義というのは簡単に言うと社会資本の個人所有を最小限に限定して国民全員で共有する思想だとされているが、実際にはその社会資本の『使用権』を一部の特権層(共産党の幹部)が支配する構造になる
つまり特定の層が社会資本のほぼすべての直接・間接的に支配する制度が共産主義だ

一方資本主義、特に新自由主義的な資本主義が極限まで深化すると、特定の層が社会資本のほとんどを所有・独占(支配)して、その他大多数の貧民が間接的にその特定の層に経済支配される状態になる
この状態は特定の層が社会資本のすべてを支配するという意味で共産主義とまったく同じ状況だと言える
共産主義とはその状態を明示的に制度化したものに過ぎない

今はまだそこまで資本の寡占化が進行していないが、資本の独占に制限を設けない限りいずれはそうなる
つまり新自由主義的資本主義の行き着く先は共産主義だと言うことだよ