園によると、10月28日午後2時ごろ、飼育員が餌あげ時にカメが少ないことに気づいた。
飼育員が飼育場を点検したところ、飼育場のネットを結束するバンドが切られ、ネットの一部が外されていた。
園は沖縄市の担当課に連絡したが、5日時点で警察に被害届は出していない。
残りのリュウキュウヤマガメ9匹とセマルハコガメ14匹は28日から展示を中止している。

被害届を出していない理由について、園は「担当者が数日間不在で連休が重なった」などと説明した上で「沖縄本島の外に出ることが心配だ。警察に捜査の協力を依頼したい」と述べた。
昨年9月の事案については盗難の事実が確認できず被害届は出さなかった。
園は飼育展示の方法を変更するなど対策を取っていた。

https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1020965.html