来年の東京オリンピックを目指す、韓国のスケートボードの代表チームが強化合宿を行う寒河江市に到着し、市長を表敬訪問しました。

寒河江市役所を訪れたのは、スケートボードの韓国代表チームの男子選手や女子選手、それにコーチなどあわせて9人で、6日から今月26日まで寒河江市
と新潟県村上市で強化合宿を行います。
一行は6日午後4時、寒河江市役所を訪れ、佐藤洋樹市長と懇談しました。
このなかで佐藤市長は「オリンピックが近づくなかでの合宿なので、有意義な合宿にして欲しい」と激励しました。
そして、この秋に収穫したばかりの地元特産のりんご20キロを、コーチと選手に手渡しました。
合宿の拠点となるのは、市内にある東北最大級のスケートボードの練習施設、「寒河江スケートパーク」で、滞在期間中、地元の小学生たちとの交流や県内
の選手との合同練習も予定されています。
韓国の代表チームが寒河江市で合宿を行うのは去年12月以来で、日韓関係の悪化の影響も懸念されましたが、韓国側の希望で予定通り行われることになり
ました。
訪問のあと、韓国代表チームのキム・ヨンミンヘッドコーチは「寒河江の施設は練習環境が整っているので、この合宿を通じて、技術力を高め、必ずオリン
ピックに出場したい」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamagata/20191106/6020005264.html