いま北朝鮮、韓国の両国は、水面下で着々と統一への道を歩んでいる。それは同時に日本の大きな危機を意味する。
「投資の神様」が、朝鮮半島情勢の行方と日本の取るべき方策について語りつくした。

●報じられない金正恩の本音
 「韓国と北朝鮮が一緒になり、南北統一国家が生まれれば、朝鮮半島は世界で最もエキサイティングな場所になるでしょう。北朝鮮には安価な労働力があり、大量の天然資源が眠っています。

 それらが韓国の資金力や製造力、ビジネス力と結合するわけです。日本にとって、脅威的な存在になるのは間違いありません」

 そう語るのは、投資家のジム・ロジャーズ氏。ジョージ・ソロス氏、ウォーレン・バフェット氏と並ぶ、「世界三大投資家」の一人として知られる人物だ。

 10月2日午前7時すぎ、北朝鮮が弾道ミサイル1発を発射。島根県沖約350kmの日本のEEZ(排他的経済水域)内に落下した。
北朝鮮がミサイルを日本のEEZ内に打ち込むのは、'17年11月以来のことだった。同月5日に行われたアメリカとの核協議の直前に、日米韓を揺さぶるのが目的だったと見られている。

いかそ
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191106-00068076-gendaibiz-kr