酔いつぶれた若者が号泣 送っていった道すがらの会話に思わずもらい涙
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自分がやっている仕事が回りまわって誰かの役に立っている……。そう誇りに思える仕事ってたくさんありますが、仕事がうまくこなせていない時は自信を無くし、叱責からうつ病にまで発展してしまうことも……。
そんな世知辛い企業勤めのなか、あるツイートが話題を呼んでいます。

■ 俺役に立ってますか?生きてて良いすか?
 キーボーディスト・作曲家として活動している、ただすけさんが出会ったのは、一人の酔いつぶれた若者。その時のことを140文字以内に収めたのが以下のツイート。

「道端で飲み潰れてた見知らぬ若者を家まで送った時の話、かいつまむと「俺なんて世間の役に立たないんすよ…」『仕事何やってんの?』
「駅のホームドア作ってる」『すげーよ!命を助ける道具じゃん!』「俺役に立ってますか?生きてて良いすか?」と号泣。職業に貴賤なし。ホームドア出来たね、おめでと」

 そしてツイートには、出来上がったばかりのホームドアがある駅の風景写真。この駅を知る人らからは、
「この駅にはホームドアが本当に必要だったから、もう1人でもこの駅で命を落とさないように必要だったから、ありがとうございますって言いたい」「地元民としては作ってくれてありがとうの気持ちです」といったリプライがいくつも寄せられています。

 そして、ホームドアがなかったら今自分は生きてはいなかった、小さい子を持つ親としてはありがたい限りです、視覚障害者にとっても杖1本のみで駅を利用するときは命の危険と常に隣り合わせだからとても助かる、といった、様々な立場の人たちからも、ホームドアの必要性とありがたみを訴える声が。
ホームドアが設置されたのがきっかけで、視覚障害者の社会参加も容易になり始めてきました。