17日、四万十市で64歳の弟の頭をスコップで殴ったとして68歳の兄が傷害の疑いで逮捕されました。

逮捕されたのは大阪 守口市の、笹岡誠生容疑者(68)です。

警察によりますと、誠生容疑者は16日夜、四万十市西土佐にある弟の俊宏さん(64)の自宅で、長さおよそ50cmの金属製のスコップで俊宏さんの頭を殴っ
た傷害の疑いがもたれています。

18日朝7時すぎに誠生容疑者が「弟が自宅で倒れていて息をしていない」と消防に通報し、消防から連絡を受けた警察が俊宏さんを病院に搬送しましたが、
午後4時頃、死亡が確認されました。

警察によりますと、誠生容疑者は親戚の葬儀のために帰省していて、16日夜は俊宏さんの家で2人で酒を飲んでいたということです。

警察の調べに対し、誠生容疑者は容疑を認め、「部屋を片付けない弟を注意しても言うことをきかず、かっとして殴った」と話しているということで、警察
は容疑を殺人か傷害致死に切り替えることも視野に、慎重に調べを進めています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kochi/20191019/8010006590.html