記録的大雨をもたらした台風19号の影響で、箱根町の一部でホテルや旅館への温泉供給が止まっていることが18日、関係者への取材で分かった。
大涌谷の温泉造成設備が土砂崩れで損壊したことなどが原因とみられ、強羅や仙石原エリアの少なくとも230施設に提供できない状態。
供給会社は「今月中の再開は難しい」としており、紅葉シーズンを控えた観光への打撃は避けられない見通しだ。

 箱根温泉供給(仙石原)によると、国内史上最多となる922・5ミリの降水量を記録した翌13日、大涌谷に立ち入った職員が配管などの損壊を確認した。
豪雨や土砂崩れの影響とみられ、町内の山中を通る送湯管も一部で断裂していた。

(後略)
https://www.kanaloco.jp/article/entry-203040.html