遊戯王の偽造カード販売で男逮捕
流通少なく高騰の2枚、容疑否認

人気漫画「遊戯王」の偽のトレーディングカード2枚をフリーマーケットサイトで販売したとして福井県警鯖江署と
県警生活環境課は10月17日、商標法違反(商標権の侵害とみなす行為)の疑いで東京都北区、大学生の男(27)を逮捕した。
同署によると「偽物と知らなかった」などと容疑を否認している。

逮捕容疑は6月上旬〜中旬、コナミデジタルエンタテインメントなどが商標登録している「遊戯王カード」の偽造カード2枚を
福井県内在住の2人に1枚ずつ販売し商標権を侵害した疑い。

鯖江署によると、「ブラック・マジシャン・ガール」と「青眼の白龍」と呼ばれる種類で、販売価格はそれぞれ86万円と45万円だった。
ともに流通枚数が少なく、コレクターの間では価格が高騰しているという。購入者が色合いの違いに気付き容疑が分かった。

男は「買った人が悪い」などと供述しているという。同署などは17日、男の自宅マンションを家宅捜索し、パソコンや
スマートフォン、カード類を押収した。男が出品したカードがサイトで販売されており、同署は詳しく調べる。

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