大韓体育会(韓国オリンピック委員会)は17日、カタール・ドーハを訪れている李起興(イ・ギフン)会長が
16日(現地時間)に国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長と面会し、
各種の国際大会に関する懸案を巡り踏み込んだ議論を行ったと伝えた。

 李氏は先の台風19号による福島第1原発事故の放射性廃棄物流出など、2020年東京五輪を前に持ち上がっている放射能問題に言及。
バッハ氏は同問題に関する状況をもう一度点検する計画だと説明した。

 李氏はあわせて、東京五輪に関する独島表記問題、旭日旗の使用、福島県産の食材の安全性などについて懸念を伝え、
バッハ氏はこうした懸念を十分に理解していると応じた。




韓国オリンピック委トップ IOC会長に東京五輪巡る懸念伝達
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20191017002900882