ここで思い起こされるのは、木下の恫喝DMの中の「事務所総出で」とする部分だ。
まさしく不都合なものはもみ消そうとする悪質な、反社会的勢力ばりの文言を裏付けたと言える。

「どうやら東スポは、その理不尽な抗議電話を録音しているそうなんです。
電話は複数回に及んだそうなので、場合によっては、公正取引委員会に提出するかもしれないともっぱらのうわさなんです」(同関係者)

 最近の公正取引委員会は芸能事務所に対し、厳しい姿勢で臨んでいる。
特に、ジャニーズ事務所を退所した元SMAP3人に対し、
テレビ番組に出演させないように局に圧力をかけた疑いがあるとして、ジャニーズ事務所を注意したことは記憶に新しい。
となれば、木下の事務所や、その後ろ盾になっているAに対し、何らかの追及が始まる可能性はある。事情通はこう指摘する。

「恫喝DMをさらされた木下にしろ、芸能事務所AのBにしろ、愚かとしか言いようがない。
ネット時代に、裏で姑息に工作しようとするのは、昭和、平成ではそれが通用したかもしれませんが、令和では無理と肝に銘じるべき」

 対応が後手後手に回るどころか、“事務所総出で”自らの首を絞めている木下は今後どうなるのだろうか。