これ、原因はオリックス電力みたいなインチキ電力のおかげだからね。

電力自由化で、集合住宅での高圧一括受電ってシステムが可能になった。

ここで、オリックスみたいな詐欺企業が小規模電力会社造って、一括受電
で東電などから電力を高圧で格安で購入し、自前の変電設備で低圧変換して
各部屋に供給して差額をせしめるってビジネスモデルを始めた。

普通の契約では、集合住宅でも個別の部屋毎に東電の様な既存電力会社と
契約するんだけど、この一括受電では東電はあくまで集合住宅の電力を
一括で契約する個別の電力会社とだけ契約し、集合住宅内の変電設備は
個別電力会社の施設となる。

これで各家庭には、東電などよりも数%安い電気料金で電力供給すると言う
事をやってた訳だが、この格安電気料金はあくまで集合住宅内の電力施設の
メンテナンスなどを含んで居ない。だから変電設備などの更新の際に
結構な金が掛かるので、いずれ問題化すると言われていた。

今回の水害で、図らずも、変電設備の定期メンテナンスの前に問題が表面化した訳。
オリックス電力はとっくに廃業して逃げてるw だから管理会社は水害で壊れた
変電設備のメンテナンスをどうして良いか判らない(管理会社は住民の2/3くらいの
同意が無いと、巨額の金を使う設備更新などは出来ない)ので、なかなか電力供給
が再開出来ない。

この件では、東電には停電復旧の為のメンテナンスする義務と言うかいわれは無いからね。東電の設備じゃないからw