【台風19号】買い込みの中、残った韓国製ラーメンが話題に
2019.10.13 15:00社会地震・災害

 【ソウル=桜井紀雄】韓国で、日本に甚大な被害をもたらした台風19号に関するニュースは、日本に上陸する前から大きく報じられてきた。今年は例年になく複数の台風が韓国にも接近し、少なくない被害を与えてきたからだ。
さらに今回は過去最悪ともいわれる日韓対立を反映した見方も目立った。

 「日本の安倍(晋三首相)は嫌いだが、善良な市民たちの災難には胸が痛い」。
韓国で日本の台風被害を伝えるインターネット上のニュースには、台風被害を揶揄(やゆ)するコメントも一部寄せられたが、政治と天災は別で、「国民に大きな被害がないことを祈る」といった書き込みが相次いだ。


 台風に備えた買い込みで商品がほとんどなくなった日本のコンビニエンスストアやスーパーの写真がネットニュースなどで取り上げられ、話題を集めた。
インスタントラーメンなど韓国製品だけがたくさん残った商品棚が写されたものだ。命にかかわる災害を前にしても日本人が韓国製品の購入を避けるほど、日韓対立が深刻なことを物語る場面だと受け止められている。

https://www.sankei.com/affairs/news/191013/afr1910130056-n1.html