不自由展、作品に「不快」批判 天皇肖像燃やす表現 来場者「悪意に満ちていた」


「焼かれるべき絵」

 問題の動画は、先の大戦を連想させる映像や音声が流れる中、コラージュ画に使われた昭和天皇の
肖像を大写しにして、ガスバーナーで燃やしていく−という内容。
燃え残りの灰を足で踏みつぶすシーンもある。

モニターの近くには「焼かれるべき絵」とのタイトルで、昭和天皇とみられる軍服姿の、顔の部分が
剥落した銅版画も掲げられていた。

 来場した名古屋市の会社員男性は「結局、昭和天皇の戦争責任を問いたいのだろう。
悪意に満ちていて気分が悪かった」と吐露。
愛知県春日井市の自営業男性は「いくら表現の自由があるとはいえ、天皇の肖像を焼くような動画を
行政が支援するイベントで見せるのは行き過ぎ」と話した。

https://www.sankei.com/life/news/190810/lif1908100029-n1.html