米小売り大手のクローガーは7日、電子たばこの販売を停止すると明らかにした。
電子たばこを巡っては、電子たばこに関連したとみられる病気や死亡例について懸念が広がっている。

ウォルマートも先ごろ、規制の不確かさを理由に、電子たばこの販売停止を明らかにしていた。

クローガーは声明で、電子たばこに対する疑念の高まりや複雑さを増す規制環境を受けて、
店舗での電子たばこの販売を停止すると明らかにした。現在の在庫を売り切った時点で電子たばこの販売から撤退するという。

電子たばこに関連したとみられる病気や死亡例が相次いでいるほか、連邦政府や州政府による規制を受けて、業界は逆風に直面している。

ニューヨーク州は9月、フレーバー付きの電子たばこの大部分について販売を停止すると発表した。
フレーバー付きの電子たばこの販売停止を打ち出したのはミシガン州に続いて2州目だった。

米疾病対策センター(CDC)によれば、10月1日時点で、電子たばこに関連したとみられる肺の損傷事例は1080件。
15州で18人の死亡が確認されているという。CDCは、全ての事例についての最終的な原因や関連についてはまだ確認できていないとしている。





電子たばこの販売、小売り大手が相次いで停止に 米
https://www.cnn.co.jp/business/35143695.html